マンション投資ではなく、アパート経営ではダメですか?

巨額の建築費を投じてアパート経営をするかマンション経営にするか、むずかしい判断ですがある意味で勝敗は決しています。

その点を探ってみましょう。

■全額自己資金でなければリスクを負う。

アパートの建築費用として仮に5,000万円を投じてアパート経営をスタートさせたとしても、全額自己資金でなければ銀行からの借入れなどで債務者になります。

金利の計算を返済シミュレーションを使って試算するとわかりますが、元本だけなら15年で返済可能な建築費借入額でも、20年~25年とかかってしまいます。

ところが返済し終わるころにはアパートは老朽化し、空室が目立つようになっています。

■建築費だけではない経費の問題。

アパート経営で厄介なのは建築費以外にも、管理費、補修費用、入居者の募集費用、修繕費などの出費がかさむことです。

いろいろを勘案すると、アパートに多額の建築費を投入したからといって、10年~15年後の老後の安定収入には結びつきません。

質問にあったように、マンション投資のほうがはるかに効率が良くリスクが小さいというのは事実です。

■アパート経営がダメというわけではありません。

建築費の借入額の大きさや予定地の立地条件など、前提となる優位性がどこまであるかです。

たとえば同じ5,000万円を投じるなら、立地のいい中古マンションを2戸購入して、利回り10%をキープできればそのほうが安定しています。

見切りを付けたり売買したりも気軽です。

アパート経営をするなら、建築費の借入額が小さい、立地が良いなどの条件クリアが必須です。